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世界一周の海外旅行保険はいくら?|夫婦2人・約1年の保険選びと予算

世界一周中の海外旅行保険の補償内容を確認する夫婦のイラスト
20xxworldodyssey

2027年4月に夫婦で世界一周旅行に行く「けい」です。

世界一周の予算を考える中で、悩んだ費目のひとつが海外旅行保険です。

短期海外旅行なら、クレジットカード付帯保険で足りることが多いと思います。ただ、私たちは約1年の世界一周で、アンナプルナベースキャンプやキリマンジャロなども予定しています。

海外保険で安くするつもりでしたが、医療費と個人賠償責任まで見ると、第一候補はANAダイナース保険プラスになりました。

※この記事は2026年4月〜5月時点の公式情報、見積画面、問い合わせ結果をもとにしています。契約前には最新の約款をご確認ください。

※アイキャッチはAIで作成したイメージです(ChatGPTで生成)。実在の人物を意図したものではありません。


今回の旅行条件

私たちの条件は次のとおりです。

項目内容
旅行者夫35歳・妻30歳
居住地日本
既往歴なし
旅行期間2027年4月15日〜2028年3月31日ごろ
海外転出届出さない予定
旅行目的世界一周の観光旅行

予定している主なアクティビティは、アンナプルナベースキャンプトレッキング、キリマンジャロ登山、タンザニアのサファリ、パタゴニアOサーキット、ヨーロッパでの山岳ハイキングなどです。

一方で、ピッケル、アイゼン、ザイル、ハーネスなどを使う技術的な登山は予定していません。

装備については、世界一周の装備費の記事で別に整理しています。

保険で重視したいのは、次の4つです。

  • 治療費
  • 個人賠償責任
  • 高所での医療費補償
  • 請求時の実務

携行品の盗難や破損のように、個人で費用負担できる範囲のものについては、保険は不要と考えています。

山での捜索救助や特殊な救援については、本体の海外旅行保険とは別枠で考えます。必要であれば、現地の保険やWorld Nomadsの短期追加などを検討するつもりです。


日本の海外旅行保険に問い合わせる

まず、日本の海外旅行保険を確認しました。

日本語対応、キャッシュレス診療、請求実務、個人賠償責任を考えると、日本の保険は安心感があります。

ただ、実際に問い合わせると、約1年・観光目的・複数国の世界一周では契約できる商品が限られました。

保険会社・商品回答内容私たちの判断
損保ジャパン off!保険期間は31日まで。31日を超える場合は契約不可。案内できる他の海外旅行保険もないとの回答今回の旅程では候補外
AIG観光その他の場合は基本的に最長6か月まで。仕事や勉強目的なら最長1年まで案内可能な場合あり。高度や山の名称による制限はないが、登山用具を使う山岳登はんは加入不可約1年の観光旅行なので候補外
t@biho31日を超える観光の場合は1か国のみ選択可能。複数国へ渡航する場合は引受不可複数国を回る世界一周では候補外

AIGは候補外でしたが、個人賠償責任は1事故1億円との回答でした。条件が合えば、日本の保険は手厚いです。

一方で、私たちの旅程では、通常の日本の海外旅行保険をそのまま使うのは難しそうでした。


海外の長期旅行保険を比較する

次に、海外の長期旅行者向け保険を見ました。

海外保険見積もり・価格感良い点私たちにとって気になる点
SafetyWing夫婦2人・364日で1,467.64ドル。Adventure Sports add-onありで1,701.64ドル安い。医療費補償として使いやすい個人賠償責任なし。通常は4,500mまで、add-onで6,000m未満
Genki Traveler夫婦2人で月127.80ユーロ医療費上限100万ユーロで分かりやすい個人賠償責任なし。盗難・ロストバゲージも対象外。ハイキング・トレッキングは4,000mまで(アンナプルナベースキャンプは約4,130mのため対象外)
Heymondo Long Stay夫婦2人・90日で323.06ドル。更新して最長12か月医療費250万ドル、個人賠償責任6万ドル。2人契約でも補償上限は各人別枠Adventure Sports add-onを付けてもトレッキングは5,000mまで。キリマンジャロには届かない
World Nomads長期見積もりでStandardプラン33,764ドル高所トレッキング対応の候補にはなる通年加入は高すぎる

海外保険は、医療費補償としては候補に残りました。

ただ、私たちが重視したい医療費と個人賠償責任を両方見ると、どれも決め手に欠けました。

Genkiについては、海外で切り替える場合の待機期間も確認しました。前の保険との空白がないことなどが条件で、補償対象かどうかの最終判断は、請求時に行うとのことでした。


クレジットカード付帯保険を確認する

次に、手持ちのクレジットカード付帯保険を確認しました。

私たちが持っている主なカードは次の4枚です。

  • Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
  • JALカードSuica CLUB-Aゴールド
  • エポスゴールドカード

今回、特に確認したのはANAダイナースとJALカードSuica CLUB-Aゴールドです。

カード確認した内容
ANAダイナースカード2025年4月1日以降は利用条件付き。補償期間は3か月が上限。賠償責任1億円、傷害治療・疾病治療はそれぞれ300万円
JALカードSuica CLUB-Aゴールド同様に90日間の補償あり。賠償責任2,000万円、傷害治療・疾病治療はそれぞれ150万円

出発直後の補償は、カード付帯保険で賄えそうです。

ただ、カード付帯保険だけで約1年分を考えるのは難しいため、不足分を有料保険で補う前提にしました。


個人賠償責任を別で足せるか考えた

海外保険で一番気になったのは、個人賠償責任です。

SafetyWingは安い一方、個人賠償責任がありません。そこで、エポスカード会員向けのエポラク傷害保険などで、日常生活賠償を足せないか確認しました。

問い合わせの結果、日本在住で海外転出届を出さず、1年未満の海外旅行であれば、契約自体は可能で、海外旅行中の賠償事故も保険対象になりうることは確認できました。

ただし、実際に海外で事故が起きた場合の書面提出や保険金請求が問題なく進むかについては、その時の事故担当者の判断となり、事前にはこれ以上の確認ができないとのことでした。

請求実務が確認できない以上、長期旅行の保険としては機能しにくいと判断しました。

そのため、SafetyWing+国内賠償責任保険の案は本命から外れました。


ANAダイナース保険プラスを本命にする

最後に残ったのが、ダイナースクラブの海外旅行保険プラスです。

ダイナース公式サイトでは、カード付帯保険にプラスして補償を充実させる有料保険として案内されています。海外からの申し込み相談も電話で可能です。

電話で確認したところ、私たちの条件ではX3プランをすすめられ、夫婦2人で約72万円とのことでした。

保険料としては高額です。

ただ、比較すると、安い保険ほど私たちの条件では弱い部分が残りました。

候補良い点私たちにとって気になる点
SafetyWing安い。医療費補償として使いやすい個人賠償責任なし
Genki Traveler医療特化で条件が分かりやすい個人賠償責任なし。高所は4,000mまで(アンナプルナベースキャンプは約4,130mで対象外)
Heymondo Long Stay賠償責任あり。更新型で使いやすい賠償責任6万ドル。トレッキングは5,000mまで
World Nomads高所トレッキング対応の候補通年見積もりが高すぎる
SafetyWing+国内賠償安く、賠償責任を補える可能性長期海外旅行中の請求実務を事前に確約できない
ANAダイナース保険プラス日本の長期保険として一本化しやすい夫婦2人で約72万円と高い

ダイナース保険プラスは、高度の数値制限ではなく、登山用具を使う山岳登はんかどうかが論点でした。

私たちは専門的な登山用具を使う予定はありません。電話確認の範囲では、高度そのものによる制限はなく、専門的な登山用具を使わない前提であれば補償範囲に入るという理解です。

契約前に念のため確認しておきたいのは、高山病など高所で体調を崩した場合の医療費補償の扱いです。

現時点では、私たちの条件に一番合うのはANAダイナース保険プラスだと感じています。


世界一周の保険予算は約72万円で考える

現時点では、不足分をANAダイナース保険プラスで補う前提で考えています。

追加の保険料としては、夫婦2人で約72万円を見ておきます。

当初考えていた海外ノマド保険案なら、夫婦2人で20万円台に収まる可能性もありました。

ただ、私たちの旅では、医療費と個人賠償責任を重視したいです。高所で体調を崩した場合の医療費補償や、請求時の実務まで含めると、安さだけでは選びにくいと感じました。

山での捜索救助などは、必要に応じて現地保険やWorld Nomadsの短期追加を別枠で検討します。


これまでの予算シリーズに足すと

これまでの記事で見積もってきた費目に、今回の保険予算を加えるとこうなります。

費目金額目安(夫婦2人)記事
高額・特別体験420万〜600万円特別費の記事
大陸間航空券75万〜153万円航空券の記事
宿泊費・食費487万〜863万円宿泊費・食費の記事
現地交通費70万〜124万円現地交通費の記事
装備・荷物費約27万円装備費の記事
海外旅行保険約72万円本記事
小計約1,151万〜1,839万円

保険料72万円は小さくありません。

ただ、旅全体の中では「削ると不安が大きくなる費用」でもあります。私たちの場合は、保険を安くするよりも、旅の途中で大きなトラブルが起きたときに後悔しないことを優先したいです。


まとめ

今回は、世界一周の海外旅行保険について整理しました。

最初は、海外ノマド保険を使って保険料を抑えるつもりでした。

ただ、医療費、個人賠償責任、請求時の実務まで見ると、安さだけでは決められませんでした。

現時点では、不足分をANAダイナース保険プラスで補う方針です。

保険予算は、夫婦2人で約72万円を見ておきます。


参考にした主な公式ページ


各費目を合計した夫婦2人・約1年の総額は、世界一周の予算はいくら?|夫婦2人・約1年の費用を総まとめで確認できます。

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けい
けい
2027年4月に夫婦で世界一周予定。出発前の準備、費用、制度、航空券比較を公式情報と実際の計画に基づいて記録しています。
はじめまして、けいです。35歳、妻と2人で2027年に仕事をやめて世界一周旅行に出発する予定で、その準備の過程を記録するためにこのブログを始めました。 これまでに私はアジア・ヨーロッパ・南米を中心に12カ国以上を旅してきました。妻もチリ・カンボジア・ハワイなど独自のルートで旅をしており、夫婦2人ではインドネシアのブキットワランのようなツアーでは行きにくい場所も含め、ニュージーランド・オーストラリア・シンガポールなども一緒に旅しています。
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