予算・お金

世界一周の予算はいくら?|夫婦2人・約1年の費用を総まとめ

世界一周旅行の予算表を確認する日本人夫婦のイラスト
20xxworldodyssey

2027年4月に夫婦で世界一周旅行に行く「けい」です。

世界一周の予算について、これまで費目ごとに記事を書いてきました。

高額・特別体験航空券宿泊費・食費現地交通費ワクチン装備通信費海外旅行保険まで、費目ごとに細かく分けて整理してきました。

この記事では、それぞれの記事で出した金額を一度まとめて、そこにまだ独立して算出していなかった現地ツアー費と緊急費を足していきます。

1,000万円を超える大きな金額ですが、これは「最安で世界一周するための金額」ではありません。私たちのルート、旅の期間、入れたい体験、宿や食事の考え方をそのまま足した場合の予算です。

※アイキャッチはAIで作成したイメージです(ChatGPTで生成)。実在の人物を意図したものではありません。


まず各論記事の合計は約1,180万〜1,890万円

これまで費目ごとに試算してきた金額を足し合わせると、次のようになります。

費目金額目安(夫婦2人)主な内容
高額・特別体験420万〜600万円キリマンジャロ、サファリ、パタゴニア、ガラパゴス、ノルウェー沿岸航路など
大陸間航空券75万〜153万円日本発着、アジア〜アフリカ、欧州〜南米などの長距離移動
宿泊費・食費487万〜863万円日常滞在293日分+ブータン滞在費
現地交通費70万〜124万円域内航空券、都市間交通、都市内移動
ワクチン接種費23万〜40万円A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、黄熱などの候補
装備・荷物費約27万円夫婦2人の買い足し分
通信費5万〜7万円現地SIM、旅行用eSIM、楽天回線の併用
海外旅行保険約72万円約1年分の追加保険料
各論記事の合計約1,179万〜1,886万円現地ツアー費・緊急費を足す前の合計

表では細かい数字まで出していますが、約1,180万〜1,890万円です。

ただし、街歩き中の一般的な入場料や小さな現地ツアー、緊急費はまだ含んでいません。


現地ツアー費を足すと約1,230万〜1,990万円

街歩き中に入る博物館や遺跡、半日程度のローカルツアー、ちょっとした体験料のようなものは入っていません。金額は旅先でその都度決まりますが、まとめ記事では観光・細かい現地ツアー費として50万〜100万円を追加で上乗せしています。

区分金額目安(夫婦2人)
各論記事の合計約1,179万〜1,886万円
観光・細かい現地ツアー費50万〜100万円
旅行費用の小計約1,229万〜1,986万円

ここまでを旅行中に使う可能性がある費用としてまとめると、約1,230万〜1,990万円です。日本で残る固定費、税金・社会保険料、帰国後の生活費は入れていません。


緊急費を足すと準備額は約1,430万〜2,190万円

旅行費用に、緊急費200万円を足すと次のようになります。

区分金額目安(夫婦2人)
旅行費用の小計約1,229万〜1,986万円
緊急費200万円
旅行用資金の合計約1,429万〜2,186万円

下限側で見れば約1,430万円ですが、下限は「うまく安い側に寄った場合」に近い数字です。実際の準備額としては、上限側を見て2,200万円前後を目安にします。


世界一周の費目別予算レンジの横棒グラフ(夫婦2人・約1年)
費目別の金額レンジ。濃色が下限、淡色が上限との幅です

一番大きいのは「宿泊費・食費」と「特別体験」

今回の予算で大きいのは、やはり宿泊費・食費と特別体験です。

宿泊費・食費は、夫婦2人で487万〜863万円です。1日ごとの支出はそこまで大きくなくても、約1年分を積み上げると数百万円規模の大きな金額になります。

特にスイス、ノルウェー、南米は、宿代も食費も上がりやすい地域です。私たちはドミトリーではなく個室を基本に考えているので、宿泊費・食費は無理に小さく見積もらないようにしました。

もうひとつ大きいのが、高額・特別体験です。こちらは420万〜600万円です。

キリマンジャロ登頂、タンザニアのサファリ、パタゴニアOサーキット、ガラパゴス、アマゾン、ノルウェー沿岸航路など、私たちがこの旅でやりたいことは、どうしても高くなりやすいものが多いです。

特別体験を削れば、総額は数百万円単位で下がります。とはいえ、私たちにとっては「このために世界一周へ行く」と言える部分でもあります。節約の対象というより、先に確保したい費用です。


移動費は航空券と現地交通費に分けて考えた

移動費は、大陸間の航空券と現地交通費の2種類に整理しています。

大陸間の航空券は75万〜153万円です。ANAマイルを使う区間や、有償航空券を取る都市によって、数十万円単位で変わります。

現地交通費は70万〜124万円です。域内航空券、鉄道、長距離バス、フェリー、街中の移動など、細かい積み重ねを含めています。

大陸間航空券は1回ごとの金額が大きく、現地交通費は細かい移動の積み重ねです。性質が異なるので、最初から分けて管理するほうが、あとで費目ごとの見直しがしやすくなります。

特に現地交通費は、ヨーロッパのユーレイルパス、南米の域内航空券、サウジアラビアの長距離移動で差が出やすいです。旅の途中で「バスにするか、飛行機にするか」を判断する場面も多そうなので、現地交通費は少し幅を持たせた数字にしています。


出発前にまとまってかかる費用もある

旅に出てから毎日かかるお金だけでなく、出発前にまとまって動く費用もあります。

ワクチン接種費は、夫婦2人で23万〜40万円です。どこまで打つか、狂犬病や日本脳炎、MRをどうするかで金額が変わります。自由診療なので、医療機関によって料金差がある点も確認しておく必要があります。

装備費は、買い足し分で約27万円です。すでに持っているものもありますが、バックパック、フリース、レインパンツ、メリノウール衣類など、夫婦2人でそろえると出発前にまとまった支出になります。

通信費は、旅全体で5万〜7万円ほどに抑えられそうです。楽天の株主優待回線を到着直後と予備に使い、普段は現地SIMや旅行用eSIMを組み合わせる前提です。全体の中では小さい費目なので、金額を細かく削るよりも現地で困らない環境を整えることを優先します。

海外旅行保険は、夫婦2人で約72万円です。最初は海外の長期旅行者向け保険で安くできるかもと思っていましたが、医療費、個人賠償責任、高所での補償、請求時の実務を考えると、私たちの条件では安さだけで選びにくい費目でした。


この予算が高く見える理由

正直、合計だけを見ると高く感じる金額です。

ただ、今回の数字が高くなっている理由ははっきりしています。

  • 夫婦2人で約1年旅をする
  • ヨーロッパ、スイス、ノルウェー、パタゴニアなど物価が高い地域が多い
  • キリマンジャロ、サファリ、ガラパゴス、ノルウェー沿岸航路など高額体験を入れている
  • 宿は個室を基本にしている
  • 保険やワクチンなど、安全面の費用を削らない

もし東南アジア中心で半年だけ旅をするなら、まったく違う金額になります。逆に、南極クルーズや長期のクルーズ船、ラグジュアリーホテルを入れれば、もっと上がります。

あくまで、私たちのルートと旅の中身をそのまま数字にしたものです。


下限を目標にしすぎない

旅行費用の小計では、下限と上限を出しています。

もっとも、下限の約1,230万円は「すべてがうまく安い側に寄った場合」に近い数字です。航空券が想定内で取れて、宿も高騰せず、特別体験も安い選択肢で組めて、現地交通も大きく上振れしない場合です。

実際には、どこかで上振れすると思っています。

スイスやノルウェーの宿代が思ったより高いかもしれません。南米の航空券が高くなるかもしれません。体調や天候の都合で延泊することもあるはずです。

そのため下限は「うまくいった場合の目安」、上限は「覚悟しておきたい範囲」と位置づけています。緊急費を足したあとも考え方は同じで2,200万円前後を準備額として確保しておきます。


緊急費200万円の考え方

今回、緊急費は夫婦2人で200万円を目安にします。

緊急費は、普段の宿泊費や食費を払うためのお金ではなく、計画外のトラブルに対応するためのお金です。航空券の取り直し、一時帰国、急な延泊、医療費の立て替えなど、できれば使わずに終わりたい費用です。

200万円にしたのは、「旅の途中で少し贅沢するため」ではなく、大きめのトラブルが起きたときに一度立て替えられる余地を残したいからです。夫婦2人で移動していると、航空券の取り直しも宿の延泊も基本的に2人分かかります。カードの限度額だけに頼るのではなく、すぐ動かせる現金を手元に分けて用意するつもりです。

すでに上で総額には入れていますが、緊急費まで含めると、世界一周用に準備しておくお金は約1,430万〜2,190万円です。


まとめ|緊急費込みで2,200万円前後を準備する

これまで費目ごとに試算してきた世界一周の予算をまとめると、夫婦2人・約1年の主要費目は約1,180万〜1,890万円になりました。

そこに、まだ算出していなかった一般的な入場料・細かい現地ツアー費として50万〜100万円を追加し、さらに緊急費200万円を足すと、旅行用資金は約1,430万〜2,190万円です。上限側を見て2,200万円前後を準備額として考えています。

内訳では、特に大きいのは宿泊費・食費と高額・特別体験です。この2つだけで、旅全体の印象も予算の大枠も大きく決まります。

一方で、ワクチン、装備、通信費、保険のような費用も、ひとつずつ積み上げると無視できません。出発前にまとまってかかる費用と、旅の途中で毎日積み上がる費用を分けて見ると、全体像が把握しやすいです。

この金額は、私たちにとっても簡単に出せる金額ではありません。

行きたい場所ややりたい体験を先に書き出し、それに必要な費用を積み上げていくと、自然とこの規模になりました。

今後、航空券の予約、保険の契約、宿の手配が進めば、数字はまた変わる前提です。そのたびに、どこが上振れしたのか、どこを調整できるのかを見直しながら、現実的な形に近づけていきます。


あわせて読みたい

※この記事に記載している金額は、2026年5月時点で各費目の記事にまとめた試算と、本記事で追加した観光・細かい現地ツアー費をもとにしています。為替、物価、保険条件、航空券価格、現地ツアー料金などにより、実際の金額は変わる可能性があります。

ABOUT ME
けい
けい
2027年4月に夫婦で世界一周予定。出発前の準備、費用、制度、航空券比較を公式情報と実際の計画に基づいて記録しています。
はじめまして、けいです。35歳、妻と2人で2027年に仕事をやめて世界一周旅行に出発する予定で、その準備の過程を記録するためにこのブログを始めました。 これまでに私はアジア・ヨーロッパ・南米を中心に12カ国以上を旅してきました。妻もチリ・カンボジア・ハワイなど独自のルートで旅をしており、夫婦2人ではインドネシアのブキットワランのようなツアーでは行きにくい場所も含め、ニュージーランド・オーストラリア・シンガポールなども一緒に旅しています。
記事URLをコピーしました