ルート・航空券

世界一周の航空券費用はいくら?|夫婦2人の見積もりと、ANAマイルを使う区間の考え方

世界一周の航空券費用とANAマイルの使い方を考えるイメージ
20xxworldodyssey

2027年4月に夫婦で世界一周旅行に行く「けい」です。

前回の記事では、キリマンジャロ・パタゴニア・ガラパゴスなどの高額体験の費用を合算し、夫婦2人で362万〜630万円になりました。今回は航空券の費用をまとめます。

世界一周の航空券が高いことは分かっていても、実際にいくらかかるかは見当をつけにくいと思います。同じルートでも、手配の仕方とマイルを使う区間によって金額はだいぶ変わります。この記事では、私たちの見積もりと、ANAマイルをどの区間に使うかを書きます。

※アイキャッチはAIで作成したイメージです(ChatGPTで生成)。実在の人物を意図したものではありません。

※この記事の航空券価格・マイル条件は、2026年9〜10月時点で確認した情報をもとにしています。必要マイル数、燃油サーチャージ、航空券価格は変更される場合があります。最新情報は航空会社などの公式サイトで確認してください。


大陸間の長距離便が費用の中心になる

個別手配の場合、航空券費用の中心は大陸間の長距離便です。域内の移動は旅の途中でも調整できます。大陸間の便は席数が限られていて、出発が近づくほど値上がりしやすい区間が多いです。

日程表のとおりに飛ぶと、長距離便は次の8区間です。金額は、2026年9〜10月に近い時期の同じ区間を調べた1人・片道の料金を2人分にしたものです。幅の下限はLCCや経由便、上限はフルサービスの直行便に近い便です。

区間時期夫婦2人の見積もり
日本 → バンコク2027年4月6万〜11万円
バンコク → カトマンズ2027年4月7万〜11万円
カトマンズ → タシケント(デリー経由)2027年5月9万〜11万円
カサブランカ → キリマンジャロ2027年9月19万〜25万円(マイルを使う区間)
ケープタウン → アンマン2027年11月14万〜19万円
オスロ → ブエノスアイレス2028年1月16万〜28万円(マイルを使う区間)
キト → デリー2028年3月24万〜35万円
デリー → 東京2028年3月9万〜16万円

2027〜2028年の便はまだ予約できないため、近い時期の同じ区間で調べた金額です。日程や空港によって上下しますが、今はこの金額をもとに見積もっています。キト→デリーは直行便がなく、マドリードや北米で1回乗り継ぎます。南米からインドへ渡る区間が、今回のルートでいちばん高い便です。


ANAマイルは欧州→南米とモロッコ→タンザニアに使う

私たちが持っているANAマイルは、合計15万〜20万マイルほどです。ANAの提携航空会社特典航空券は、2025年6月24日以降の予約・発券分から片道で使えるようになりました。往復でまとめて取る必要がなくなり、区間ごとに使いやすくなっています。特典航空券でも、税金・空港使用料・燃油特別付加運賃は現金で払います。

マイルを使う区間は、現金で買うと高い2区間に決めました。

  • オスロ → ブエノスアイレス:欧州・ロシア2⇔中南米で、エコノミー片道1人35,000マイル
  • カサブランカ → キリマンジャロ:ANAのゾーン区分ではモロッコは欧州に入り、欧州・ロシア2⇔アフリカ・中東でエコノミー片道1人30,000マイル

必要マイル数は、ANA公式の「提携航空会社特典航空券 ゾーン・必要マイルチャート」を確認しています。1人65,000マイル、夫婦2人で130,000マイルです。手持ちのマイルで足ります。

この2区間を現金で買うと2人で35万〜53万円かかります。特典にすると、代わりに税金と燃油サーチャージが2人で10万〜20万円ほどかかる見込みです。差し引きで25万〜33万円の節約になります。

特典の空席は、同じ便で2席取れるとは限りません。取れなかった場合は現金で買い、マイルは別の長距離便に回します。


長距離便の現金部分は79万〜123万円

マイルを使う2区間を除いた6区間の現金が69万〜103万円、特典航空券の税金・サーチャージが10万〜20万円で、長距離便の現金部分は79万〜123万円になります。

※各区間の下限は最安の参考額です。合計は、運賃の値上がりや荷物代を見込んで幅を持たせています。


域内便の費用|28区間で97万〜175万円

長距離便とは別に、同じ地域の中を飛ぶ便が28区間あります。鉄道やバスで動けない区間と、陸路だと2日以上かかる区間を飛行機にしました。金額は長距離便と同じ調べ方で、2人分です。

地域区間夫婦2人の見積もり
中央アジア・コーカサスタシケント→ビシュケク、ビシュケク→バクー、バクー→トビリシ、トビリシ→イスタンブール11万〜23万円
トルコ・欧州イスタンブール⇄カイセリ、イスタンブール→アテネ、アテネ→ワルシャワ、ドブロブニク→ボローニャ、ジュネーブ→バルセロナ10万〜22万円
アフリカキリマンジャロ→ザンジバル、ザンジバル→ビクトリアフォールズ、ビクトリアフォールズ→ケープタウン21万〜31万円
中東アンマン→カイロ、カイロ→ルクソール、アスワン→カイロ、カイロ→リヤド、リヤド→アルウラ、アルウラ→ジェッダ、ジェッダ→イスタンブール22万〜38万円
ノルウェーイスタンブール→オスロ、オスロ→キルケネス、トロムソ→オスロ4万〜14万円
南米ブエノスアイレス→エル・カラファテ、プンタアレナス→サンティアゴ、サンティアゴ→キト、キト⇄コカ、キト⇄ガラパゴス27万〜44万円
インド国内1区間2万〜3万円
合計28区間97万〜175万円

アフリカと南米が高く、2地域で全体の半分です。ザンジバル→ビクトリアフォールズは2人で10万円を超え、ガラパゴスの往復は2人で9万〜16万円かかります。

LCCは表示された運賃だけでは比べられません。受託手荷物や座席指定を追加すると、合計が大きく上がることがあります。私たちは預け荷物なしで旅をする予定です。1年間それを続けられるかは自信がありません。荷物代を足しても収まるように、少し多めに見積もっています。候補日を絞るときはSkyscannerの月全体検索を使い、荷物込みの料金はGoogle Flightsで確認しています。


航空券の合計は176万〜298万円

区分夫婦2人の見積もり
長距離便の現金部分(6区間+特典の税・サーチャージ)79万〜123万円
域内便(28区間)97万〜175万円
合計176万〜298万円

マイルを使わずに全部現金で買う場合は、201万〜331万円です。


予約の基本方針

費用とあわせて、どう買うかも決めています。

  • 長距離便と特典の空席を先に確認する:航空券予算の大部分はこの区間で決まります。
  • 域内便は先に全部買わない:旅の後半は「もう少しここにいたい」と思うことが増えそうです。日程を固定しすぎないようにします。
  • 別々に買った航空券の乗り継ぎは長めに取る:乗り継ぎ時間に余裕を持たせます。
  • 最後は航空会社の公式サイトで買う:比較サイトで見つけた便も、公式サイトで総額と条件を確かめてから買います。

予約の進め方はこちらの記事に詳しく書いています。


まとめ

航空券は、長距離便の現金部分が79万〜123万円、域内便が97万〜175万円で、合わせて176万〜298万円と見積もっています。ANAマイルは、欧州→南米とモロッコ→タンザニアの2区間に使います。

前回の高額体験の費用(362万〜630万円)に航空券を加えると、旅費の大きな費目がそろいます。宿泊費と食費は「世界一周の費用はいくら?|宿泊費・食費を夫婦2人・1年で試算」で試算しています。


各費目を合計した夫婦2人・約1年の総額は、「世界一周の予算はいくら?|夫婦2人・約1年の費用を総まとめ」で確認できます。

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けい
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2027年4月に夫婦で世界一周予定。出発前の準備、費用、制度、航空券比較を公式情報と実際の計画に基づいて記録しています。
はじめまして、けいです。35歳、妻と2人で2027年に仕事をやめて世界一周旅行に出発する予定で、その準備の過程を記録するためにこのブログを始めました。 これまでに私はアジア・ヨーロッパ・南米を中心に12カ国以上を旅してきました。妻もチリ・カンボジア・ハワイなど独自のルートで旅をしており、夫婦2人ではインドネシアのブキットワランのようなツアーでは行きにくい場所も含め、ニュージーランド・オーストラリア・シンガポールなども一緒に旅しています。
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