世界一周の予算はどう考える?|夫婦旅の費目別・予算の組み方
2027年4月に夫婦で世界一周旅行に行く「けい」です。
世界一周の準備を進めていると、早い段階で気になるのが予算です。ルートを考え始めると、「結局どのくらい必要なのか」はやはり気になります。
世界一周のブログやYouTubeを見ていると、「400万円で世界一周できます」のように、具体的な金額が紹介されていることがあります。こうした情報は参考になりますし、実際に旅をした人のリアルな数字としておもしろいです。
ただ、世界一周にかかる費用はかなり幅があります。行く地域、旅行期間、1人旅か夫婦旅か。その条件が少し違うだけで、必要な金額は大きく変わります。
数か月で物価の安い地域を中心に回る旅と、私たちのように1年近くかけて複数の大陸を巡り、登山や自然体験を入れる旅では、予算の考え方も変わってきます。だからこそ、「世界一周はいくら必要ですか」と聞かれても、ひとつの数字で答えるのはなかなか難しいと感じています。
そこでこの記事では、私たちがどうやって予算を考え始めたかをまとめます。具体的な見積もりに入る前の、「旅の中身から予算を組み立てていくための整理」です。
アイキャッチはAIで作成したイメージです(ChatGPTで生成)。実在の人物を意図したものではありません。
予算は中身から考えた方が進めやすい
「2人で○万円に収めよう」のように、最初に総額だけを決めても、なかなか具体的なイメージにつながりません。
航空券にどのくらいかかりそうか、宿や食費をどの水準で考えるか、旅の中で特にお金がかかる体験が何か。そのあたりが見えていないと、数字だけ置いても現実感が出にくいです。
私たちも、先に総額を決めるより、「何にお金がかかりそうか」を出していく方が考えやすいと感じています。特に私たちの旅は、自然や登山の比重が高く、そこにまとまった費用がかかりそうでした。そこを後回しにすると、全体の見え方が大きくずれてしまう気がしています。
私たちは、「優先度が高く、高額そうなところ」をピックアップしました
私たちが最初にやったのは、旅の中で優先度が高く、高額そうなところをピックアップしました。
今の時点で、特にお金がかかりそうだと考えているのは次です。
- ヒマラヤトレッキング(ネパール+ブータン)
- キリマンジャロ登頂とサファリ(タンザニア)
- アルプスのハイキング
- サウジアラビアの砂漠リゾート
- パタゴニアのトレッキング
- ガラパゴス諸島
- アマゾン
- ノルウェーの沿岸航路
- スイスの山岳鉄道
「これこそが旅の目的」という体験には、基本的にお金がかかります。
まずはここにどのくらいかかりそうかを大づかみに見て、そのあとに航空券や宿泊費、食費、保険、予備費を重ねていく順番にしました。
このやり方だと、「思っていたより大きな費用が後から出てきた」というずれが出にくくなります。日々の出費ももちろん大事ですが、旅全体の印象を左右する部分に先に目を向けておく方が、私たちには合っていると感じています。
世界一周の予算は、まず大きく分けて考える
行きたい場所や体験を書き出したあと、次にやりたいのが予算を大きな項目に分けます。
最初から細かくやりすぎると疲れるので、まずはざっくりで十分だと思います。どこに大きなお金が動きそうかを先に見ておく方が、全体の予算感をつかみやすいです。
世界一周の予算を考えるときの主要費目
私たちは予算を大きく次のように分けています。
| 費目 | 主な内容 | 私たちの旅での見え方 |
|---|---|---|
| 国際航空券・長距離移動費 | 日本発着便、大陸間フライト | 世界一周全体の土台。個別手配で移動が多いと膨らみやすい |
| 宿泊費 | ホテル、ゲストハウス、ロッジ | 夫婦なら1部屋で取れる場面が多いが、長期だと積み上がりやすい |
| 食費 | 外食、自炊、軽食など | 毎日の積み重ね。無理な節約は続きにくそうなので地域に応じて調整 |
| 現地交通費 | 都市間バス・鉄道、タクシーなど | 細かい出費が多く、移動回数が多いほど膨らんでいく |
| 海外旅行保険 | 任意保険、クレジットカード付帯分 | 削る前提では考えにくい費用。早めに別枠で置いておきたい |
| 登山・自然体験の特別費 | 登山許可証、ガイド、サファリなど | 優先度が高く高額になりそうな部分。先に考えたい最重要費用 |
| 観光・一般的なアクティビティ費 | 入場料、一般的な現地ツアーなど | 基本的に夫婦2人分かかるので無視できない出費 |
| 装備・出発前準備費 | バックパック、登山装備、ワクチン | 出発前にまとまって動く費用 |
| 予備費 | 計画変更、追加宿泊、トラブル対応 | 長期旅行では最初から確保しておきたい「安全枠」 |
通信費や洗濯・日用品費、お土産代など、細かく分けて考える方法もありますが、最初の段階ではこのような大きな費目が見えていれば大枠はつかみやすいです。
私たちの場合は、「登山・自然体験の特別費」の比重がかなり高くなりそうです。そこに航空券やヨーロッパでの宿代が重なって、全体の予算感が決まってくるイメージです。
世界一周の費用に幅が出る理由
世界一周の費用に幅があるのは、条件がかなり違うからだと思っています。
まず大きいのは地域差です。同じ1か月でも、滞在する国によって宿代や食費の感覚はかなり違います。北欧や西欧の比率が高い旅と、東南アジアを中心に回る旅では、同じ日数でも総額はまったく異なります。私たちのように、ヨーロッパに長期間滞在するルートだと、どうしても総額は上がりやすくなります。
旅行期間も影響が大きいです。数か月の旅と1年近い旅では、日々の生活費の積み重ねがまったく違います。長くなるほど、宿泊費や食費、細かい現地移動の差がじわじわ効いてきます。
さらに、旅のスタイルでも変わります。移動回数が多い旅、ツアーや登山が多い旅、個室ホテルをしっかり取りたい旅では、お金のかかり方がそれぞれ違います。他ブログなどを参考にするときに金額にかなり幅があるのは、この違いが大きいからだと思います。
夫婦旅は、1人旅とも少し見え方が違う
世界一周の予算を考えるとき、夫婦2人で動く前提も影響があります。
航空券、保険、入場料、ツアー代は、基本的に人数分かかります。 その一方で、宿泊費は1部屋を2人で使えることが多いので、1人あたりで見ると1人旅の単純な2倍という見え方にはなりません。共有できる持ち物があれば、装備費も少し調整しやすくなります。
ただ、全体として体験を多く入れる旅だと、総額はやはり上がりやすいです。私たちのように登山や自然体験を旅の中心に置く場合は、1人分の単価が高い項目がそのまま2人分になる場面も多いので、そこは早めに意識しておきたいと思っています。
予算は、一度で完成させるものではない
今の段階で、私たちの予算が完全に固まっているわけではありません。
ルートが少し変われば航空券の見え方も変わりますし、行く時期によって宿代の感覚も動きます。準備を進める中で、必要な装備や保険の考え方も少しずつ具体的になっていくはずです。
そのため、予算は一回で決めきるものというより、更新しながら精度を上げていくものだと考えています。最初に大きな方向を決めて、あとから少しずつ数字を詰めていく。その方が、計画全体も前に進めやすい気がしています。
まとめ|私たちは「高額になりそうなところ」から考えました
世界一周の予算は、人によってかなり変わります。地域、期間、旅のスタイルが違えば、必要なお金も自然と変わってきます。
私たちは、まず行きたい場所の中でも、優先度が高く、高額になりそうなところ(登山や自然体験)をピックアップしました。そのうえで、航空券、宿泊費、食費、保険、装備、予備費といった大きな費目に分けて、少しずつ全体を組み立てていく予定です。
予算は、単に金額を決めるだけの作業というより、「旅の優先順位を整理する作業」に近いのかもしれません。
私たちもまだ準備の途中ですが、やりたいことを見失わない形で、無理のない予算を考えていきたいと思っています。具体的な費目ごとの見積もりについては、また別の記事でまとめていきます。
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