世界一周の計画の立て方|行きたい国リストを“週割り日程”に落とす(2027年4月出発・初期案)
2027年4月に夫婦で世界一周へ出発する予定の「けい」です。
この記事は初期段階の計画メモとして、ふわっとした「行きたい場所リスト」を 季節(ベストシーズン)を軸に整理して、週割りスケジュールに落とし込んだ記録です。
※現時点では“確定”ではなく、今後アップデートしていきます。
※アイキャッチはAIで作成したイメージです(ChatGPTで生成)。実在の人物を意図したものではありません。
先に結論:計画は「行きたい場所」を地図上で繋ぐのではなく、“季節”から作る
私たちが行きたい場所は、山・砂漠・オーロラ・南半球の夏など、季節に縛られるものが多めです。
- アルプス(夏)
- パタゴニア(南半球の夏)
- 北欧(オーロラ=冬寄り)
- 中東(真夏は避けたい)
- キリマンジャロ/ヒマラヤ(高所=順化や天候が重要)
だから「国をつなげる」前に、まずは 季節のパズルとして骨格を作りました。
ステップ1:行きたい場所をS/A/B/Cに分類(迷いが減る)
- S:必ずベストシーズンに行きたい(季節最優先)
- A:時期がずれてもよいが行きたい
- B:できれば行きたい
- C:行きたいけど省略可
私
- S:パタゴニア、サウジアラビア、エジプト
- A:インド、クロアチア、ポーランド、ウズベキスタン
- B:ガラパゴス(ウェットシーズンでも可)、フンザ、アマゾン
- C:南極、イギリス、マダガスカル
妻
- S:アルプス(夏)、キリマンジャロ、ヒマラヤ(ネパール、フンザ、ブータンなど)
- A:トルコ、ヨルダン、ギリシャ、イタリア(ドロミテ渓谷)、北欧(オーロラ)
- B:モロッコ、スペイン、アマゾン
- C:(現時点なし)
今回いちばん効いたのは、Sだけは絶対に守ると決めたことでした。
ステップ2:Sを先に固定して、A/Bを“隙間”に入れる
S(ベストシーズン厳守)を先に置くと、他の候補を入れられる“隙間”が見えてきます。
私たちはこの隙間に、A(時期がずれても行きたい)やB(できれば行きたい)を入れていく方式にしました。
ここは行きたい優先度よりもSで固定された場所から行きやすいところを選んでいきました。
この考え方で作ったのが、次の「週割りスケジュール」です。
いったんの結論:週割りスケジュール(W01〜W52)
※W01=出発1週目。「2027年4月出発」を前提にした並びです(実際の航空券で多少前後します)。
W01–W06(妻S:ヒマラヤ)|ネパール+ブータン
- W01 ネパール:到着・順化・準備
- W02 ネパール:トレック
- W03 ネパール:トレック
- W04 ネパール:下山・休養
- W05 ブータン:タクツァン僧院など
- W06 ブータン:周遊+移動準備
W07–W10(妻S:キリマンジャロ)|移動→タンザニア
- W07 移動:南アジア→タンザニア
- W08 キリマンジャロ:登山
- W09 キリマンジャロ:登山+下山
- W10 サファリ or 休養+欧州移動準備
W11–W17(妻S:アルプス夏+妻A:ドロミテ)※1回目シェンゲン|移動→欧州(山の夏ブロック)
- W11 移動:アフリカ→欧州
- W12 アルプス:滞在(ハイキング)
- W13 アルプス:滞在(ハイキング)
- W14 アルプス:滞在(予備・天候次第で調整)
- W15 ドロミテ:滞在(ハイキング)
- W16 ドロミテ:滞在(ハイキング)
- W17 北イタリア:休養+次へ
W18–W19(私A:クロアチア)※1回目シェンゲン
- W18 クロアチア:海+旧市街
- W19 クロアチア:国立公園/滝
W20–W21(妻A:ギリシャ)※1回目シェンゲン
- W20 ギリシャ:アテネ+周辺
- W21 ギリシャ:メテオラ等
W22–W31(中東〜中央アジアブロック)※非シェンゲン
- W22(妻A:トルコ) トルコ:イスタンブール+カッパドキア
- W23(私A:ウズベキスタン) ウズベキスタン:サマルカンド/ブハラ
- W24(妻A:ヨルダン) ヨルダン:ペトラ+ワディラム
- W25 モロッコ①:マラケシュ+近郊
- W26 モロッコ②:サハラ2泊 or アトラス/渓谷
- W27 サウジ①(メディナなど)(私S:サウジ )
- W28 サウジ②(砂漠リゾート)
- W29 サウジ③(予備+次へ)
- W30 エジプト①:カイロ+ギザ(+アレクサンドリア)(私S:エジプト )
- W31 エジプト②:ルクソール+アスワン(+アブシンベル)
W32–W36(私S:パタゴニア 5週)
- W32 現地入り・天候待ち(予備週)
- W33 パタゴニア:トレック
- W34 パタゴニア:トレック
- W35 パタゴニア:氷河・クルーズ等
- W36 予備+休養
W37–W40(B枠:ガラパゴス2週+アマゾン2週)
- W37 ガラパゴス
- W38 ガラパゴス
- W39 アマゾン
- W40 アマゾン
W41–W48(2回目シェンゲン枠:スペイン+ノルウェー+ポーランド)
- W41 スペイン①:アンダルシア想定
- W42 スペイン②:マドリード+トレド+バルセロナ
- W43 ノルウェー:ベルゲン前泊+乗船準備
- W44 ノルウェー:沿岸航路
- W45 ノルウェー:オーロラが見れなかった場合の保険
- W46 ポーランド:クラクフ周辺
- W47 ポーランド:ワルシャワ等
- W48 長距離移動+インド入り準備(乗継都市で休養・洗濯など)
W49–W52(私A:インド〜帰国)
- W49 インド①
- W50 インド②
- W51 予備+帰国導線
- W52(帰国週) 帰国
やってみてわかったこと(今回の学び)
1) 序盤が“ハイキング多め”だった
週割りに落とし込んで初めて気づいたのが、序盤に
ヒマラヤ → キリマンジャロ → アルプス(+ドロミテ)
と、登山・トレッキングが続くこと。
4月出発だとすぐにハイキングシーズンに入るので、これはある程度仕方ない面もあります。
その一方で、やるべき準備も明確になりました。
- 日本で体力づくりが必須(脚・心肺・荷物を背負って歩く練習)
- 高山病対策の勉強が必要(順化日、登高ペース、症状判断など)
「行き先が決まると、準備の優先順位も決まる」ことを実感しました。
2) 世界一周航空券(RTW)とシェンゲン協定は、今回のルートだと相性が悪かった
当初は「世界一周航空券(RTW)で移動を整理できるかも」と思っていました。
でも季節を優先してルートを組むと、オーロラ/南半球夏/砂漠の快適シーズンなど季節の固定が強く、一直線に進めません。結果として、RTWの前提(概ね一方向に進む設計)と噛み合わず、区間ごとの航空券を都度取るほうが現実的になりそうです。
さらに悩ましかったのが、北欧オーロラの位置づけでした。
「冬が本命だけど晩秋でもギリギリ狙える可能性もある」という前提で、欧州を1回の滞在にまとめる形も一度は検討しました。
ただ、そのように組もうとすると今度は シェンゲン協定(90/180) が守れない。ヨーロッパは「夏(アルプス)」と「冬寄り(北欧オーロラ)」の両方を入れようとすると、シェンゲン滞在日数が同じ180日の枠の中に溜まりすぎてしまいます。
結果として、**欧州に2回行く(二段構え)**という設計にせざるを得ませんでした。
しかし欧州を二分割すると、欧州→非欧州→欧州と移動が複雑になり、RTWの取り回し(概ね一方向に進む設計)ともますます噛み合わなくなる。こうして、RTWを使う計画は破綻しました。
今回の学びは、「季節優先+欧州2回」のルートでは、RTWとシェンゲン制約の両方を気持ちよく満たすのが難しい、ということでした。
まとめ(この記事の要点)
- ふわっとした行き先候補は、まず S/A/B/C に分類すると整理しやすい
- S(ベストシーズン厳守)を先に固定すると、旅程の骨格が決まる
- 骨格が決まったら、A/Bを“隙間”に入れて 週割りに落とすと現実味が出る
- 週割りまで作って初めて「序盤が登山続き」など、準備の論点も見えてくる
次回予告
今後は、序盤に高所トレッキングが続くルートなので、高山病について基礎からまとめていきます。
あわせて、ヨーロッパ滞在を考えるうえで避けて通れない シェンゲン協定(90/180) も、私たちのルートを例に整理していく予定です。
