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世界一周のワクチン、トラベルクリニックで相談してきた|母子手帳を見て決まった接種内容

トラベルクリニックで看護師に接種内容を相談する夫婦のイメージ
20xxworldodyssey

2027年4月に夫婦で世界一周旅行に行く「けい」です。

ワクチンについては、これまでに2本の記事を書きました。何を打つかと費用を整理した記事と、日本とタイで分けて打つ案の記事です。どちらも公式情報を調べて組んだ、受診前の計画でした。

10月3日に、夫婦でトラベルクリニックを受診してきました。持っていったもの、接種歴を確かめて分かったこと、クリニックですすめられた接種内容、受診前の計画から変わった点を書きます。

※医療に関わる内容は、私たちが相談して判断した記録です。打つワクチンは接種歴や渡航先で変わるので、実際の判断は渡航外来や医療機関で相談してください。

※アイキャッチはAIで作成したイメージです(ChatGPTで生成)。実在の人物を意図したものではありません。


持っていったのは母子手帳とルート表

持っていったのは母子健康手帳と旅のルート表の2つです。

相談は母子手帳で子どものころの接種歴を確かめるところから始まりました。何を何回打ったかは手帳に残っています。話を聞いてくれたのは看護師さんで、手帳を見ながら足りないものを確かめてもらいました。

黄熱はこのクリニックでは取り扱いがなく、今回は相談していません。黄熱ワクチンは日本では検疫所など指定された機関でしか接種できません。


母子手帳で分かった接種歴

2人の接種歴は次のとおりでした。

ワクチン私妻
麻しん・風しん(MR)2回目を最近接種済み2回目を最近接種済み
日本脳炎2回3回
水痘(みずぼうそう)1回1回
おたふくかぜ(ムンプス)1回0回
B型肝炎抗体があることを確認済み抗体があることを確認済み

水痘は2014年10月に子どもの定期接種になりました。私たちが子どものころは任意接種で、おたふくかぜは今も任意接種です。

水痘、おたふくかぜ、MRは生ワクチンで、2回打てば長く続く免疫がつくことが多い、と説明を受けました。MRは2人とも最近2回目を打っています。水痘は2人とも1回しか打っていませんでしたが、妻は子どものころに水痘にかかっていて、打たなくてよいとのことでした。おたふくかぜは私が1回、妻は打っていませんでした。足りないのは、私が水痘とおたふくかぜ、妻がおたふくかぜでした。受診前の記事ではMRを「接種歴しだいで0〜2回」としていましたが、打たなくて済みました。

日本脳炎は、定期接種では3歳からの1期で3回、9歳からの2期で1回、合わせて4回打ちます。私は2回、妻は3回打っていました。

B型肝炎の抗体は2人とも各自で検査していて、抗体がありました。


クリニックから提案された接種内容

接種歴とルートを見たうえで、クリニックから提案された内容は次のとおりです。

ワクチン私妻
A型肝炎(輸入ワクチン)2回2回
B型肝炎不要(抗体あり)不要(抗体あり)
破傷風・ジフテリア・百日咳(Tdap)1回1回
ポリオ1回1回
日本脳炎1回1回
水痘1回不要(かかったことがある)
おたふくかぜ1回2回
狂犬病3回3回
腸チフス1回1回

A型肝炎は輸入ワクチンで、初回と半年〜1年後の2回です。受診前の記事では、国産ワクチンの3回(0・2〜4週・24週)で試算していました。

狂犬病は3回の提案でした。日本で承認されている狂犬病ワクチンは、暴露前の接種(動物に咬まれる前に打っておく接種)が基本3回です。タイで分ける案の記事では、WHOなどが採用している2回(0日・7日)をバンコクで打つ方針にしていました。

この日は相談だけで、ワクチンは打っていません。初回の相談と同じ日に打つこともできるとのことでした。費用は相談料の1人2,750円でした。


夫婦で話し合って決めたこと

受診のあと、おたふくかぜを打つかどうかを2人で話しました。大人がかかると、男性は精巣炎、女性は卵巣炎を起こすことがあります。国立感染症研究所の解説では、思春期以降の男性で約20〜30%、女性で約7%とされています。2人とも打つことにしました。追加は妻が2回、私が1回です。


受診前の計画からどう変わったか

項目受診前の計画受診後
麻しん・風しん(MR)接種歴しだいで0〜2回不要(2回済み)
水痘・おたふくかぜ候補に入れていなかった追加(水痘は私だけ)
A型肝炎国産ワクチン3回輸入ワクチン2回
Tdap・ポリオ1回ずつ変更なし
日本脳炎日本で1回変更なし
B型肝炎2人とも3回不要(2人とも抗体あり)
狂犬病バンコクで2回変更なし(クリニックの提案は3回)
腸チフス日本で1回変更なし
黄熱バンコクで接種変更なし(このクリニックでは取り扱いなし)

水痘とおたふくかぜは受診前の2本の記事には入っていませんでした。母子手帳の接種歴を見て、初めて候補に上がりました。


どこで打つか

水痘とおたふくかぜは接種後に熱が出ることがあるので日本で打ちます。

腸チフス、A型肝炎の1回目、日本脳炎も日本で打ちます。腸チフスはタイのクリニックで在庫がない可能性があります。A型肝炎は1回目と2回目の間隔が6か月なので、1回目は日本で打ちます。日本脳炎はタイだと生ワクチンまたは世代の古い不活化ワクチンになってしまうので、日本で打ちます。

狂犬病はクリニックの提案は日本で3回でしたが、タイで分ける案の記事に書いたとおり、バンコクで2回打つ方針のままにしました。黄熱、Tdap、ポリオ、A型肝炎の2回目もバンコクで打ちます。バンコクの受診は、到着した日と7日後の2回です。

生ワクチンは同じ日なら複数打てるとクリニックで聞き、1回目の受診で私は水痘とおたふくかぜを同時に打ちました。注射の生ワクチン同士は、別の日に打つなら27日以上あけるきまりがあります。不活化ワクチンには他のワクチンとの間隔の制限がありません。

受診時期の目安私妻
1回目2026年10月中旬水痘、おたふくかぜ、腸チフス、A型肝炎1回目、日本脳炎おたふくかぜ1回目、腸チフス、A型肝炎1回目、日本脳炎
2回目11月中旬—おたふくかぜ2回目
バンコクでの受診内容
到着した日狂犬病1回目、黄熱、Tdap、ポリオ
7日後狂犬病2回目、A型肝炎2回目

まとめ

母子手帳の接種歴を見て、受診前の計画になかった、私の水痘と2人のおたふくかぜが加わりました。妻は水痘にかかったことがあるので、打ちません。MRは2回済みで不要でした。B型肝炎も2人とも抗体があり、打ちません。A型肝炎は輸入ワクチンの2回になり、受診前の計画より本数が減りました。狂犬病は3回とすすめられましたが、バンコクで2回打つ方針のままにしました。日本で打つのは水痘、おたふくかぜ、腸チフス、A型肝炎の1回目、日本脳炎で、受診は私が1回、妻が2回です。バンコクでは狂犬病2回、黄熱、Tdap、ポリオ、A型肝炎の2回目を、到着した日と7日後の2回で打ちます。初回の相談は1人2,750円でした。

トラベルクリニックに行くなら、母子手帳とルート表は持っていったほうがよさそうです。私たちの場合、私が水痘を1回しか打っていないことと、おたふくかぜが私は1回、妻は0回だったことは、母子手帳を見るまで分かりませんでした。


追記(2026年10月):日本で打つ分を打ってきました

10月中旬に同じクリニックで、日本で打つ分を接種しました。私は水痘、おたふくかぜ、腸チフス、A型肝炎の1回目、日本脳炎の5本、妻は水痘を除く4本で、すべて同じ日に打ちました。受付で問診票を書いてから接種を受け、混んでいたこともあり、受付から会計までは1時間15分ほどかかりました。打ったあとは接種した場所に痛みがある程度で、想定の範囲内です。

費用は2人で120,450円でした。ワクチン代の合計そのままで、この日は診察料などの上乗せはありませんでした。相談料(1人2,750円)を足すと、ここまでの合計は125,950円です。

ワクチン(製品)1本の税込価格私妻
水痘12,650円1本—
おたふくかぜ11,550円1本1本
A型肝炎(HAVRIX)17,050円1本1本
日本脳炎(ジェービックV)10,450円1本1本
腸チフス(TYPBAR TCV)14,850円1本1本
合計—66,550円53,900円

受診前の記事では、すべてを日本で打つ前提で、夫婦2人で約23万〜40万円を見込んでいました。日本で打つ分は、妻のおたふくかぜ2回目(11,550円)を足しても132,000円です。MRとB型肝炎が不要だったこと、A型肝炎が輸入ワクチンの2回になったこと、狂犬病・黄熱・Tdap・ポリオをバンコクに回したことで、日本で払う分が減りました。残りは妻のおたふくかぜ2回目と、バンコクでの狂犬病2回、黄熱、Tdap、ポリオ、A型肝炎の2回目です。


出典・参考URL

※この記事に記載している制度・接種情報は、2026年10月12日時点で確認した公式情報をもとにしています。接種内容は、受診したクリニックで私たちの接種歴とルートをもとに提案されたもので、人によって変わります。


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けい
けい
2027年4月に夫婦で世界一周予定。出発前の準備、費用、制度、航空券比較を公式情報と実際の計画に基づいて記録しています。
はじめまして、けいです。35歳、妻と2人で2027年に仕事をやめて世界一周旅行に出発する予定で、その準備の過程を記録するためにこのブログを始めました。 これまでに私はアジア・ヨーロッパ・南米を中心に12カ国以上を旅してきました。妻もチリ・カンボジア・ハワイなど独自のルートで旅をしており、夫婦2人ではインドネシアのブキットワランのようなツアーでは行きにくい場所も含め、ニュージーランド・オーストラリア・シンガポールなども一緒に旅しています。
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