世界一周のバックパックはこれにした|スクランブラー35とクリーブ40を夫婦で購入レビュー
2027年4月に夫婦で世界一周旅行に行く「けい」です。
装備費の記事で、バックパックは「40L前後・1人32,000円」で見込んでいました。荷物をLCC機内持ち込みに絞る旅なので、バックパック選びは装備の中でもいちばん悩んだ買い物です。今回、夫婦2人分を購入したので、選んだ理由と実物を見た印象をまとめます。
※アイキャッチはAIで作成したイメージです(ChatGPTで生成)。実在の人物を意図したものではありません。
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選ぶときに決めていた条件
購入前に決めていた条件は、次の4つです。
LCCの機内持ち込みサイズに収まること。LCCは「3辺合計115cm前後・7kg前後」が目安になるので、容量は40L前後を上限にしました。
背負って歩ける作りであること。私たちの旅程は空港と宿の往復だけではなく、荷物を背負ったまま何時間も歩く日もあります。なので、背面に板(フレームやフレームシート)が入っていて、荷重を腰に流せるものに絞りました。そのうえで、背面に板が入っているものの中では軽いこと。パック自体が重いと、7kg制限のうち衣類や電子機器に回せる分が減ってしまいます。
山での動きに合うこと。トレッキングの登りで顔を上げたときに後頭部がバックパックに当たると、それだけで歩きにくくなります。店頭で背負って、頭の後ろの空間もチェックしました。
今回購入したバックパック
| 使う人 | メーカー・モデル | 容量 | サイズ | 寸法(H×W×D) | 本体重量 | 購入価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 私 | マウンテンハードウェア スクランブラー35 | 35L | S/M | 約61×27×22cm(実測※) | 1,180g | 33,000円 |
| 妻 | カリマー クリーブ40 | 40L | S | 60×32×26cm(公式) | 980g | 32,450円 |
※スクランブラー35の現行モデルは、日本・北米の公式サイトとも本体寸法を公表していないため、自宅で測った値です。数センチのずれはあると思います。
2人分の合計は65,450円。装備費の記事で見込んでいた64,000円(32,000円×2)を1,450円超えましたが、ほぼ見込みどおりです。
モデルは別々になりましたが、「背面に板が入っているものの中では軽い」という条件は2人とも共通です。何を優先するかで、選ぶものが分かれました。
私のバックパック:マウンテンハードウェア スクランブラー35

私が選んだのは、スクランブラー35(カラーはUndyed)です。アルパインクライミングからトレッキングまで想定して作られたモデルで、400DナイロンリップストップにTPUコーティングを施した、水に強い生地が使われています。
いちばんの理由は背面パネルです。軽量アルミフレームとフレームシートが一体になった板が入っていて、取り外しができます。トレッキングの日はフレームを入れて荷重を腰に流し、町歩きの日は抜いて身軽に使う。こう使い分けられれば、町歩き用のサブバッグを別に持っていかずに済みます。長期旅行で荷物を1つ減らせるのは大きいので、ここを重視しました。


クライミング向けに作られているだけあって、背負って顔を上げても後頭部がパックに当たりません。店頭で試した中でも、ここはスクランブラーがいちばん優秀でした。岩場を見上げる動きを想定した設計なので、登りの多い旅程でもそのまま活きるはずです。

開け口はロールトップ式で、荷物の量に合わせて調整できます。中はシンプルな1気室で、ハイドレーション用のスリーブも付いています。サイドのボトルポケットとコンプレッションベルト、ギアループ、右側にジッパーポケットが付いたヒップベルトと、必要な機能はそろっています。

妻のバックパック:カリマー クリーブ40

妻が選んだのは、クリーブ40(Sサイズ)です。強度の高いX-GRID R/S生地を使ったロールトップ型で、40Lの容量がありながらSサイズは980g。背面に板が入るモデルの中では軽いほうです。

決め手は荷物の出し入れのしやすさでした。ロールトップに加えてフロントアクセスジッパーがあり、パックの奥のものを上から掘り返さずに取り出せます。宿を転々とする旅では、この「下の方の荷物にすぐ届く」ことが毎日効いてきます。

ポケットの多さも妻の好みに合いました。ショルダーハーネスには行動中に使えるポケットが付いていて、ペットボトルやスマホをパックを下ろさずに取り出せます。フロントの大きなメッシュポケットは左右に分かれていて、濡れたものや脱いだ上着の一時置き場にちょうどいいサイズです。ヒップベルトにもジッパー付きのポケットがあり、使わないときはベルトごと収納できるので、町歩きではすっきりします。



こちらも背負って顔を上げたとき、後頭部はパックに当たりませんでした。比べるとスクランブラーのほうがさらに余裕がありますが、山で使う条件はどちらも満たしています。
気になった点
スクランブラー35で気になったのは、ポケットの少なさです。サイドのボトルポケットとヒップベルト右側の小さなポケットくらいしかなく、細かい小物を出しやすく収納しておく場所がほとんどありません。クリーブのようなハーネスの前面ポケットもないので、行動中によく使う小物はサコッシュやポーチで補うことになりそうです。
クリーブ40のカタログ寸法はH60×W32×D26cmで、3辺合計は118cm。機内持ち込みの目安にしている115cmをわずかに超えます。ただ、実測ではロールトップを巻いた状態で約55×32×26cm(3辺合計113cm)でした。スクランブラー35も実測で約61×27×22cm(同110cm)なので、どちらも巻き量を調整すれば115cmに収まりそうです。荷物を満載にすれば厚みも変わります。LCCごとのサイズ規定と重量制限は、搭乗前にあらためて確認するつもりです。
シンガポール航空で機内に持ち込んでみた(2026年9月追記)
2026年9月、バリ島に行く機会があったので、2つのバックパックを初めて飛行機に載せてきました。シンガポール航空のエコノミーです。
エコノミーの機内持ち込みは、1個・7kgまで・3辺の合計115cm以内。別に40×30×10cm以内の身の回り品を1個持てます。この記事で目安にしてきたLCCの「115cm・7kg」とほぼ同じ条件です。
スクランブラー35は、荷物を入れたまま機内へ。カウンターでも搭乗口でも止められませんでした。ただ、重さは量られていません。妻の手荷物は量られたので、こちらは見た目で通ったのだと思います。7kgのほうは、まだ試せていません。
クリーブ40は、今回は預けました。妻に機内へ持ち込みたい別の荷物があったためで、サイズや重さの問題ではありません。
ちなみにスクランブラー35の白は、今回の旅行でそれなりに汚れました。私は汚れも旅の記録だと思っているので気にしませんが、気になる人は別の色を選んだほうがよさそうです。
まとめ
2人で65,450円。私はスクランブラー35、妻はクリーブ40で、どちらも機内持ち込みの目安に収まりそうです。7kgに収まるかは、次に飛行機に乗るときに試します。
参照元(確認日2026年7月2日)
- マウンテンハードウェア公式 スクランブラー35
- カリマー公式 クリーブ40
- シンガポール航空 機内持ち込み手荷物(確認日2026年9月7日)
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